感想:

山を始めて5年。

これまで国内山行に休みを費やしていたため、久しぶりの海外。

そして生まれて初めての海外登山だったが、やっぱり海外はいい!!

色々勝手は違うが、それらへの対応も含めていい経験となった。

 

でも結局山は山。日頃の経験がモノをいう。

自分に足りないものや通用するもの、色々気付くことが出来た。

これからも国内、そして海外のいい山に登るのだ!!

 

 

お役立ち情報(私の英語力で聞いているところもあるので、間違い等はご勘弁を)

 

・硬貨はスイスフラン。私たちの旅行時、大体CHF1=¥85

 

・時差は日本-7時間(サマータイム時)。

 

8月の日の出は6時半、日の入りは20時半頃。

 

・ツエルマットガイド協会、日曜は17:00-18:30。平日も昼は12:0014:00は昼休み。

駅前のツーリストインフォメーションセンターはiPad完備。天気予報もここで確認可。

 

・ヨーロッパアルプスではガイド登山がメインのよう。

全体のうち7割がガイド登山、残りが単独かガイド抜きのパーティといった感じ。

日本人(東洋人)は数人しか会わず、女性のみのパーティは我々だけだった。

 

・ガイド料はマッターホルンが12万、メンヒが4万、ユングは7万くらいらしい(聞いた話もあるので、あくまで参考まで)。

 

・ヘルンリ小屋では水は全て有料。泊り客でも分けてくれない。(トイレは水洗だし、パスタも茹でまくってたけど・・・。)

 

・メンヒ小屋では、夜のうちに食堂に出しておけば、翌朝、甘い紅茶を入れておいてくれる。でも、水は有料。

 

・スーパーはツェルマットもグリンデルワルドもCoopMIGROSがある。野菜、肉、パンなどは日本と同じくらいの物価。

酒は安い!ビールはロング缶(500ml)しかないが、CHF1.50-2.50くらい(120200円くらい)と水と変わらない価格。

ワインはピンきりなので、比べにくいが、日本と同等か安いくらい。アル中天国だ!!

 

・スーパーでの野菜の買い方:各野菜・果物に番号とkgごとの価格が掲示されている。

欲しい野菜を袋に入れて、秤へ。

商品を秤に乗せて、商品ごとの番号を押すと、価格を示すシールが出てくる。それを袋に貼って、レジへ。

 

・商品の表示はドイツ語、イタリア語、フランス語。英語は無いので分かりにくいが、店員さんなどは大概英語を話すので、遠慮せずに聞きましょう。

皆さん、観光客に優しいです。

 

・ツェルマットでの洗濯はスーパーMIGROS近くのDOLYという洗濯屋さんで。

営業時間:月−土、8:30-12:00, 14:00-19:00、日曜は午後だけみたい。

価格はSmall(4-5kg)CHF23.5Medium(6.5kg-)CHF28.00

2-3時間で洗濯、乾燥までやってくれる。自分でやるコインランドリーはないみたい。

 

・外食は1回しかしなかったので良く分からないが、概して高い。(カジュアルなところでもメインで2-3千円はする印象。)

 

・スイスは鉄道が発達していて、色々便利なパスがある。

「日本で買ったほうがいい」というネット情報に惑わされて、私たちも日本で買おうとしたが、結局、現地で買ったほうが安く、手間もかからなかった。

私たちが買ったのはSwiss saver flexi pass3日間用。

これは有効期限は1ヶ月で、そのうち好きな3日間を自分で決めて(チケットに自分で記載する)、

指定の区間(高級観光鉄道は別だが、Inter Cityや登山列車の一部を含む)は乗り放題、というもの。

その3日間以外に期限内(指定した3日間の初日と最終日の間)に、ロープウェイや登山列車に乗る場合も50%オフ(一部25%オフ)の割引が受けられる。

「セイバー」と付くのは2人以上で同行程移動する場合のチケットで、一人用より安くなる。

ロープウェイなど山岳交通機関も非常に発達しているが、値段も高いので、50%オフは大きい。

チケットには1等車両用もあるが、もちろん私たちのチケットは2等。2等車は自由席。大概座れる。

 

・山の気候はGWの北アルプスくらい。

半袖+長袖を基本に、雨具は夏用ヤッケ。

手袋も薄手でOK.(マッターホルンは雪が無いので、ほとんど素手)。

 

文章/小林