大峰 地獄谷 シェイクスピア (2017/1/28)

メンバー:崎間(L、記)、椿尾(SL)、檜垣、平山

◆概要

◆詳細

1/28 晴れ

 ここ数年氷の発達がイマイチなため、氷結しているかどうか不安なアプローチも、今回は運良く前日時点で氷結バッチリの事前情報を得ているので心強い。トレースもバッチリ。急登と期待に息を弾ませてシェイクスピアに到着。登山口に駐車してあった車の量が多かったので、さぞかし混雑しているかと思いきや、写真家やハイカーの方々が多く、クライマーは1パーティー4人のみ。彼らはハムレットに取付こうとしていた。後からもう1パーティー8人くらいが来た。

 椿尾さんリードでマクベス、ぼくのリードでリア王にそれぞれトップロープを張る。檜垣さん、平山さん、それに現地で合流した蛍雪のMさんで順繰りにアイスクライミングを堪能した。

 マクベスは陽当りが良いせいで上部からシャワーがとめどなく流れており、氷はシャーベット状。プロテクションは信用ならなかったようだ。

 リア王はマクベスより少し硬いが、上に行く程シャーベット的で、かつ氷が薄かった。クォークの刃をカリカリに砥いできたのだが、氷の下の岩を何度もアタックして早速丸めてしまった。今回、ぼくは長年の目標であったリア王をリーシュレス、ノーテンションで完登することができた(下部は脆そうだったので巻きました)。ぼくのアイスクライミング歴は今シーズンで6年目。年に2〜3回しかできないけれど、続けていれば少しずつは上達するものだ。

 ハムレットを登っていた先行パーティーがアウトサイダーに移動したので、Mさんがハムレットをリードしてトップロープを設置してくれた。リア王、マクベス、ハムレットすべて登ることができた。気温も高かったし、かなり良いコンデションだったと思う。

<▲マクベス>

<▲リア王>

<▲リア王>

<▲ハムレット>

備忘録

文章:崎間