2005年5月25日 大台ヶ原 千石嵓 サマーコレクション
メンバー/大内、岳友
5/24 例によって私の仕事が遅くなり清本宅12:30スタート。南阪和道を使えばかなり早く、2間半で大台駐車場到着。外気温５度 かなり寒い、明日の為に車の中でトットと寝る（3:00)
5/25<快晴> 起床(6:00)、熱いコーヒーで眠けを覚まして出発（7:30）シオカラ谷へ向かう石段が終わった所の右手のカンバン？（木製）の方へ石段のロープをまたいで入って行く。道は踏まれており明瞭、しかし梅雨を過ぎると夏草に覆われるかもしれない。暫く行くとガレに出会いそこを下る、浮石が多いので要注意。1時間程下れば千石嵓の壁が右手に見えてくる。壁の基部をつたって「サンダーボルト」の汚い残置ロープのすぐ下が1Ｐ目の取り付きである。
1Ｐ（40ｍ 5.5） ただのアプローチ、登攀装備を整えてサクッと登る。
2Ｐ（30ｍ 5.10ａ スラブ～フェイス）清本リード(9:00) 左寄りから始める、最初の3ピン位までが細かくていやらしい、フェイスは楽勝！
3Ｐ（50ｍ 5.10ｃ／ｄ フェイス）大内リード(9:40) 前半チョットむずい、微妙なバランスでヌンチャクをクリップ！したつもりがキャメロットだった、気が抜けてそれを掴んでしまう 残念！後半は楽勝。10ａ位です
4Ｐ（15ｍ 5.10ｃ／ｄ 立ったフェイス）清本リード(10:30) ここが一番むずかった。登れそうで登れない、セカンドなのにＡＯしました（泪）
5Ｐ（30ｍ 5.8 フェイス）大内リード(11:20) 楽勝、ガバガバ、つまらん 下の立ち木で切らないと次につなぎにくい。中央バンドは唯一腰を下ろせる場所、ちょうどいい時間なので一本入れる。
6Ｐ（35ｍ 5.6 中央バンドトラバース）清本リード(12:30) 意外といやらしい、緊張するよ～。
7Ｐ（30ｍ 5.9 ハンドトラバース）大内リード(1:00) 評判通り面白い！ホールドは肘が入る位デカイ、スタンスをよく見て行きましょう。緊張して一度ペツルにぶら下がりました くやすぃ～ 落ち着いて行けば大丈夫！
8Ｐ（25ｍ 5.9 カンテ）清本リード(13:30) ちょっと悩んで右へ左へ行ったり来たり カンテ通しが正解か？
9Ｐ（30ｍ 5.9 ハング超え）大内リード(1:50) 最後のお楽しみ！えいやー！で登れるけどビレイは３０ｍ下、ロープの伸びを考えると落ちたくない。腕も疲れているしね。
清本さんが登り終えて登攀終了(14:30)、赤テープを追って駐車場へ向かう、山つつじと新緑が美しい ４０分程で駐車場着。売店のビールで乾杯！日向ぼっこで酔いをさまして大台を後にする。
使用ギア ロープ／9ｍｍ50ダブル（シングルで可）ヌンチャク／スリング12本
テープ4本（20本あれば安心）、ヘルメット／必携
ハンマー、ハーケン、キャメロット／不要
追記 去年の秋の台風の被害で大杉谷は崩壊がひどいらしい、入渓時は要確認。
文章/大内