2008年1月19日 比良山 αルンゼ(中谷左俣)
メンバー/中嶋、空本、辰己L


<晴れのち曇り> 7:45大阪発新快速電車に乗り込む。車中ではネット検索で見つけた記録を数件見返してイメージトレーニングに励む。そんなことに熱中しているとあっという間に志賀駅に到着した。荒川の交差点を山手に曲がり、整備された林道を進んでアスファルトの切れる橋に到着10:05。ここから岩が崩落している箇所を越えて谷沿いを赤テープ頼りに右斜面伝いに歩くとαルンゼ取付きの堤防に到着する11:00。今回も練習のため初見リードをさせてもらうことになる。ありがたや。ありがたや。中嶋がプルージックで間に入り空本をサードにつける。
1ピッチ目 11:15開始。微妙なところは雪を払いのけながらアイゼン爪の置き場を確認して登る。しばらくすると横着して雪を払わずに雪で隠れた岩の感じを予想して進んでいく。ビレイ点は斜面上の頑丈な立ち木でとる。
2ピッチ目 何となくルンゼは真ん中が正当な気がしたので、できるだけ真ん中のルートを狙って進む11:45。支点を岩角で取ったがこれが大失敗。斜め前方下向きにかかる力には若干強いかと思い込んだが、中嶋のチェックで横向きの力でグラグラと動いてしまった。いざという時には致命傷となるミス「支点は確認して確実に!!」と頭に刻み込む。 なかなか空本が登ってこないので引上げ気味でビレイしていると「はよ登ってこんかい」という喝が飛ぶ。今日も中嶋節は絶好調である。ついつい仕事で色々あるんだろうなぁ...と考えてしまう。しばらく谷沿いをコンテでラッセルしながら上がる。
3ピッチ目 真っ直ぐ登って岩にぶつかったところで右上にルートをとる12:37。支点は1pと同じく立ち木でとる。吹き溜まりの雪を固めながらコンテで20分ほど進む。
4ピッチ目 ルンゼは真ん中が王道と心を決めるが、見た感じた易くは通してくれない雰囲気が現実のものとなる。斜め大岩の間を進むが右手下の岩の雪を払ってもツルリとした感じでここぞという足場と手の掛け場所が無い13:35。気付いたときには既に余裕がないところまで来ているので取り敢えずここを抜けることしか頭に浮かばない。折角拝借したカムも宝の持ち腐れ。支点は難所の一手前に取らなければならないことに気付く。ずり落ちそうになったので取り敢えず大岩の隙間に挟まって小休止。手が冷たい(T_T)。何とか抜けきるもまるで自分の生き方を表しているかのようなピッチだった。
5ピッチ目 先の不甲斐ないトライで落ち気味のテンションを上げつつ最後のピッチだし気持ちはサクサク登っていく(あくまで気持ち)14:38。歩は止まらなくとも特に速攻を意識していないのできっとビレイヤーにとってはこれでもゆっくりペースに感じるのだろうか..等考えながら解除コール。後続が登ってくるのをビレイして迎える。ラッセルに苦しむ空本に中嶋節が炸裂。16時頃稜線上の一般ルートに合流。遅れた空本の元気がなかったので心配したがラッセルがしんどくてもう少しで泣きそうだったとのこと。頑張れ〜!新人!!